💰 【雑所得に注意】不動産ファンドの利益と税金!35歳会社員が知るべき税務の基本
皆さん、こんにちは。ケンです。
前回は、僕が実際に投資している主要な不動産ファンドの比較と、元本割れリスクを避けるための「優先劣後出資方式」について解説しました。
投資の世界で、**「知っているか、知らないか」で最も差が出るのが「税金」**です。
特に、不動産ファンドの収益は、株やNISAとは税務上の扱いが大きく異なります。**「利益が出たのに、税金で損した…」**とならないためにも、今回は、僕たち会社員が不動産ファンドで利益を得た際に、必ず知っておくべき税金(雑所得)の仕組みと注意点について解説します。
🚨 不動産ファンドの利益は「雑所得」として扱われる
不動産ファンド(クラウドファンディング、ソーシャルレンディング)で得た分配金や売却益は、原則として**「雑所得」**として扱われます。
| 投資の種類 | 所得区分 | 税率と課税方法 |
| 不動産ファンド | 雑所得 | 総合課税(給与所得と合算して課税) |
| 株・投資信託(NISA・特定口座) | 譲渡所得・配当所得 | 分離課税(所得と分離して一律20.315%) |
ここが最大の違いです。
株やNISAは、利益に対して一律20.315%の税金がかかる**「分離課税」**です。これに対し、不動産ファンドの雑所得は、あなたの給与所得と合算され、所得が多くなるほど税率が上がる「総合課税」が適用されます。
📈 雑所得の「総合課税」が会社員に与える影響
雑所得が総合課税となることで、僕たち会社員は以下の点に注意が必要です。
- 所得税率の上昇:給与所得とファンドの利益(雑所得)が合算されることで、課税所得全体が上がり、所得税の税率が上がってしまう可能性があります。日本の所得税率は、課税所得が増えるごとに5%から最大45%まで上がります。
- 住民税率の固定:住民税は、雑所得と給与所得を合算した総所得に対し**一律10%**かかります。
僕のチェックポイント:投資を始める前に、**「雑所得が年間でいくら増えると、自分の所得税率が一段階上がるのか」**をシミュレーションしておくことが重要です。
📝 会社員が「確定申告」で知っておくべきこと
- 原則:20万円ルール
給与所得がある会社員の場合、給与・退職所得以外の所得(雑所得、不動産所得など)の合計が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。不動産ファンドの利益が20万円を超えたら、忘れずに確定申告を行いましょう。 - 経費の計上
雑所得は、収入から**「その収入を得るためにかかった経費」**を引くことができます。例えば、投資関連書籍代、セミナー参加費、ブログ運営費などが該当する場合があります。経費を計上することで、課税対象額を減らす(節税する)ことが可能です。
💡 賢く投資するための税務戦略
不動産ファンドの税務上の特徴(雑所得)は、一見するとデメリットに見えるかもしれません。しかし、逆に言えば、投資家として税務知識を身につけるチャンスでもあります。
- 戦略1:損益通算を意識する
もし複数の雑所得があり、その中で損失が出た場合、雑所得内であれば利益と損失を相殺する「損益通算」が可能です。 - 戦略2:NISA/iDeCoとのバランス
税制優遇のあるNISAやiDeCoで「長期・積立・分散」の核を作りつつ、不動産ファンドでインフレに強い安定分散を狙う、というポートフォリオ全体の税効率を意識したバランスが重要です。
**僕の次のステップ:次回は、「資産形成のロードマップ」に戻り、僕が実践している株式(高配当株・ETF)**での分散投資戦略を公開し、資産形成の土台について解説します。


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